2018年11月25日

認知症の祖母に 孫が一句

ここで一句

[忘れゆく 記憶の先の 梅桃(ユスラウメ)]
by 鵺野鳴夜

認知症の祖母に 孫が一句

ユスラウメは 春の季語で ユスラウメの実から ジャムが作られたりしますが

この句の意味は 祖母は 子供の頃 ユスラウメの実で ジャムをよく作ってくれた

最近 祖母は 色々な事を忘れていく

祖母は 庭の ユスラウメを 懐かしそうに見ている

今は ジャムの作り方は 覚えていないだろうけど
ユスラウメの記憶は 祖母の中で 今も生き続けているようだ

認知症の祖母を想う 孫を描いた フィクションの句です


最近 娘さんが 認知症の母とそれを介護する 父のドキュメンタリー映画を撮った 【ぼけますから よろしくお願いします】が 今話題で それも重ねてみました


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Posted by メトロ! at 11:55│Comments(0)俳句 短歌
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