2019年10月17日

おみなえし

さて 秋といえば 秋の七草



春の七草は 食べられますが 秋の七草は 食べられませんが 飾るのが 秋の七草なので カラフルな
のが 多いですが

秋の七草は こちら




この中から 女郎花(おみなえし)で 一首

[遊郭(ゆうかく)に 売りし娘の 亡骸(なきがら)に 侘びる心に咲く 女郎花(おみなえし)]by 鵺野鳴夜

女郎とは 昔の遊郭の女性 遊女のこと

遊女より美しい花 そんな意味で 女郎花の漢字が当てはめられました

昔は お金のために 娘を 遊郭に売る 父親がいて

ある者は No.1 遊郭になり ある者は 病気で亡くなり また ある者は 遊郭を逃げ出すも 見つかり
連れ戻され 制裁をうける

お金のために売った娘に 先立たれた 父親が 娘の亡骸に侘びる

女郎花の別名は 思い草ですから 泣き娘への思いと
おみなえしの漢字から 女郎になった娘を 重ねて
この短歌を詠みました

ちなみに johさんの 野草と季節の表情ブログ

2012年8月11日に 女郎花取り上げられていますよ
是非 遊びに行ってみてください
  


Posted by メトロ! at 23:24Comments(2)俳句 短歌